ニュータウンに多い一戸建ての掘出物

新築の一戸建ては高くて手が出ない、中古かマンションで手を打とう、そんな先入観を持っている人も少なくないでしょう。確かにマンションに比べると、土地がついている分高くなってしまうのが一戸建てです。その土地が資産として残る、というメリットはあるものの、手が出ない価格ではどうしようもありません。無理をして高いローンを組んでも、払えなくなれば結局は手放すことになりますので、予算オーバーの物件を購入することはおすすめできません。

中古もマンションも嫌、新築が良いけど予算的に厳しい、という人は、一斉に売り出される建売住宅の中で、割安なものを探すことをおすすめします。例えば100戸以上のニュータウンができたとします。それだけの規模の住宅地ができるとなると、ゴミの集積場を新たにつくることになります。ゴミ集積場のすぐ近くのほうが便利、と考える人は少なく、ほとんどの人が敬遠します。

他の一戸建てと同じ値段であれば、まず選ぶ人はいないでしょう。そこで、販売会社は売れ残らないよう、予めこのように敬遠されそうな物件は割安で販売します。同じようなケースで火葬場の近く、葬儀場の近く、幹線道路の近くなどが他の建売に比べて安くなる傾向があります。安いなりの理由があるわけですが、それが生活に支障をきたすかどうかは別問題です。

葬儀場の近く、などというのは心理的な問題でしょう。ゴミ集積場の近くといっても、目の前でない限り、臭いが漂ってくることはないでしょう。少し我慢すれば、夢の庭付き一戸建てが手に入れられるかもしれません。

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