投資用に一棟売りのマンションを購入した場合には、管理会社に清掃や様々な事務処理を委託するケースが多いです。また建物が古くなるにつれて空室率が高まるなど、オーナーの悩みも深刻化します。しかし長期契約を結んでいる管理会社のアドバイスを生かすと、建物の築年数が古くなっても安定した家賃収入が得られるようになります。物件によって空室率が高まる原因は異なりますが、建物の老朽化に起因するのが一般的です。

外壁塗装でマンションを美しくすることも重要ですが、建物全体を修繕するのが稼働率アップへの近道です。着工前に建物全体を点検することで、最も良い施工プランから選ぶことができます。しかし空室の物件を早期に埋めるためには、積極的にマンションの魅力をPRする必要があります。入居者募集のサポートが充実している管理会社と契約すると、早期に稼働率を高めることが可能です。

その場合には敷金を無料にするなど、入居時のハードルを下げることが肝心です。けれども立地条件に恵まれているマンションは、工夫次第で更に家賃収入を増やすことができます。デザイナーズ風のマンションへのリニューアルが、都市型の物件を活用して満室経営を実現するコツです。確かにリニューアル時に工事費用が必要ですが、完成した後は家賃を値上げしても稼働率がアップします。

そして敷地内の植木を手入れしたり駐輪場を拡張するなど、入居者の視点で管理を行うことが経営成功のカギです。