駅から遠くても広くて閑静さが魅力の一戸建て

マンションが、駅から徒歩圏内などの利便性の高い場所にあるのに対し、一戸建ては駅からバスに乗らなければならない、マイカーがないと生活が成り立たない、といった場所にある、というイメージがあります。これは、マンションに比べて広大な土地が必要だからです。マンションは、数十階建てにすることもできますので、少ない土地に多くの住居を確保することができます。しかし一戸建ては、一軒だけなら別ですが、住宅街をつくるとなるとマンションの何十倍もの敷地が必要になります。

便利な場所には既にいろいろな建物が建っていますので、それだけ広い土地が空くことはなく、自ずと駅から離れてしまうわけです。利便性のマンションをとるか、広くて快適な一戸建てをとるか、、と言われるのはこのような背景があるからです。しかし最寄り駅まで徒歩では無理という距離ならば、必ずバスがあります。バスもない場所に住宅街をつくっても売れませんので、仮に開発する段階でバスがなくても、分譲開始時には団地に停車するバスの準備がされているはずです。

マイカーを持つつもりであれば、そもそもそのような心配はあまり必要ありませんし、マンションも新しい物件はどんどん駅から遠くなっていることに変わりありません。駅から徒歩10分以上のマンションと、駅からバスで15分の一戸建てであれば、どちらが住みやすいか、考え方が分かれるところでしょう。駅に近い住まいは便利ですが、閑静さとはかけ離れています。静かで広い住まいを手に入れられるなら、バスを利用するくらいどうということはありません。

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