一戸建てのお得な探し方

一戸建てとマンションの違いは建物の形だけではなく、土地を一人で所有して自由に利用できるのも一戸建ての魅力です。一戸建ての物件の価額は、土地と建物の合計ですが、土地の価額は立地や広さだけでなく、土地の形や間口など、さまざまな条件で決まります。間口と奥行きのバランスがとれた四角形の土地を整形地といって価値が高いとされていますが、道路に接する入り口にあたる間口部分が狭く、奥に入ってから開けて家が建っている土地の形を、細い部分が旗竿、奥の整形の部分が旗の形に似ていることから旗地といいます。旗地の物件では、旗竿の部分を駐車場として利用することができ、旗竿の部分が長ければ2台駐車が可能な場合もあります。

整形地の価値が高いということは、非整形地はワケアリ物件という必要はありませんが、お買い得物件が隠れています。一戸建ての物件情報を見ていて、価格の割に土地の広さが大きい場合、整形地ではなく非整形地の可能性があります。非整形地の中でも、傾斜部分や崖地が多くて、実際に利用できないのは困りますが、旗地のように用途がある場合は、同じものが二つとない不動産の中の個性ということができます。また、土地には、容積割合など、建物を建てる場合の規制がありますが、その計算の基礎とするのが土地の面積です。

傾斜地など、実際には利用できない部分でも、容積割合をかけて住宅の床面積を計算する場合には使えるので、直接には利用できなくても、建物の有効活用には使うことができます。

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